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通訳者の「Google音声文字変換アプリ」活用術(4/5)ケーブル選びのポイント

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こんにちは。あつーんです。

引き続き、Google音声文字変換アプリについてお届けしています。

今回は、ご自身で考えて選びたい、あるいは、ご紹介した商品が品切れで買いたくても買えない場合のために、ケーブル選びのポイントをお伝えします。

その1 シンプル・イズ・ベスト

その2 ケーブルの予算はけちらない

筆者は音声もAIも素人なので、専門的なことは言えませんが、機械がやっていることとはいえ、人間の脳の音声認識の仕組みと同じようなものだと捉えています。すなわち、「こんな風に聞こえてきたから(=入力)、こう言っているに違いない(=推論)」という判断です。

自分に置き換えれば分かると思いますが、背景にサーとかザーといった雑音が混じっていたり、音が潰れて聞こえてきたりすれば、一瞬判断に迷いがでますよね。また、音が遅れて届けば、その分、判断も遅れます。

したがって、ケーブルを選ぶ際は、できるだけノイズの少ないものを、と考えます。

ノイズを減らすには以下が有効だと言われています。

・ノイズ発生源をシールド(遮断)する
・配線の数をなるべく減らす
・異種配線相互間の距離を大きくする

出典:富士電機テクニカ「ノイズの被害を防止するには」

ノイズ発生源とは、ざっくりいうと電磁波の発生源です。信号や電流が流れる線や装置は電磁波を発生させますので、なんらかの素材で遮断するか、どうしても必要なもの以外は排除するのが得策です。

けちらず、ある程度ちゃんとしたケーブルを選ぶべき、と言っているのは、電線に使われている金属の品質もさることながら、外皮の素材や作りなど、しっかり電磁波対策がされているだろう、と考えるからです。

異種配線というのは、具体的には、「電力ケーブルと信号ケーブル」「入力信号ケーブルと出力信号ケーブル」などです。また、何も挿していない空いた差込口なども電磁波の原因になると言われています。

例えば、以下のような充電しながらイヤホンを使うためのアダプター。文字変換しながらスマホの充電もできたら魅力的ですが、ノイズ低減のためには避けたほうが良いでしょう。

なるべく避けたほうが良いアダプター(1)

 

コロナ禍でリモートをするようになって、以下のような、USB-Cからマイクとイヤホンに分岐させるアダプターを購入してお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。これを有効活用するなら、イヤホンの差込口にケーブルを挿せば使うことができます。

なるべく避けたほうが良いアダプター(2)

 

ただ、新規購入する場合、同じくノイズ低減を目指すなら、こちらのタイプは選ばないのが得策です。もちろん、使ってみて満足しているのであれば、わざわざ買い替える必要はありません。

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同時通訳でペアを組んだ通訳者さんから「音声文字変換で困っているから相談に乗ってほしい」と言われて見せていただいたら、全くでたらめの変換結果が出てきていて驚いたことがあります。

試しに筆者のケーブルに繋ぎ変えたらちゃんと変換しましたので、端末のせいではありませんでした。後日、ケーブルを買い替えたら解決したと報告をいただきました。

前回の注意事項でもお伝えしたとおり、ここで紹介したものが唯一無二の正解ではありません。世の中には他にも優れた商品がたくさんあると思います。ただ、同時通訳のとき、同じヘッドホンアンプに接続しているパートナーの端末と並べて置いてあると、明らかに筆者の端末のほうが速く正確に変換していることがあるのも事実です。ケーブルって大事!!何を選んでよいか迷っている方はぜひご参考にしていただければと思います。

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というわけで、4回に分けてお伝えしてきた「Google音声文字変換アプリ」。次回は、ここに書ききれなかったお話を「おまけ」としてお届けします。

本日もお読みくださってありがとうございました!

あつーんでした。

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ABOUT ME
あつーん
フリーランスの会議通訳者。得意分野はIT、国際関係、自動車、モータースポーツなど。元米国大統領、経済学者など著名人講演の同時通訳も多数。通訳界では自他ともに認めるガジェットおたく。パフォーマンスを最大化してくれる優れモノの道具を求め日々研究中。