暗い場所におすすめのタイマーとは(前編)では、なぜ通訳者がタイマーを使って、しかも暗いところで仕事をすることがあるのか、というお話をしました。
後編では、そんな環境で強力な助っ人となってくれる画期的なタイマーをご紹介します。
INKBIRDデジタル・キッチン・タイマーIDT-02
3199円(メーカー希望小売価格・税込)
*製造元や販売サイトのリンクはこの記事の末尾にあります。

なんと、これUSB充電式なのです。「単4電池2個で何年動く」みたいな省電力でしのぎを削っているタイマー界において、コロンブスの卵ともいえる発想の転換。お陰で潤沢に電力を使えるようになりました。ゆえに実現した機能、すなわち、文字が光る、光り続ける!
(バックライト付きのものは他にもありますが、設定時やアラーム作動時のみ光ることが多く、携帯できるサイズのもので動いている最中も光り続けているものは、筆者の知る限り、これともう一つしかありません。)
本体の裏にはスタンドがついていて、こんな感じで20度くらいの角度で立てて使います。従来のタイマーと比べるとずいぶんと寝かせて使う印象。でも、これがすごく見やすいんです。見下ろして使うのにちょうどいいんですよね。こんなところにも、従来のタイマーの形にこだわらない柔軟な発想を感じます。

設定や操作は、右横のツマミを回したり押したりして行います。リセットはツマミを長押し。片手で操作が完結するのもありがたいポイントです。タイマーによっては分と秒を同時に押してリセットするものもありますが、あれだと片手でリセットできないので、メモを取ったりページをめくったりする手が止まってしまうんですよね。
通訳者にとっては必須の消音設定ももちろん可能です。
気になる充電は1日1時間x8回使用して5.5日使用可能。すなわち、普通に1週間使って週末に充電すればOKってことですね。1回の充電時間は100分。残量が少なくなると赤いアイコンで警告してくれます。

通訳している最中に電池が切れかけてしまったら充電をしながら使えるのかな、と思って試してみました。ちゃんと使えました!電池に負担がかかるため、なるべく避けたほうが良いとは思いますが、背に腹は代えられませんからね。
結び
タイマーもUSB充電も、それ自体はごくありふれたものですが、この2つが組み合わさることで、こんなに画期的な製品が生まれてくるんだなぁ、と感慨深いです。私自身、日々とても重宝していますが、それと同時に、通訳者以外にどんな人が必要とするんだろう・・・と、とても興味があります。
薄暗いところでタイマーを使う職業といえば・・・ヨガのインストラクターや、マッサージのセラピスト、エステティシャン、いや、もしかして・・・ムーディーなバーのバーテンダーも?!(AIに聞いてみたら、氷の溶け具合をタイマーで厳密に管理する人もいる、とのこと。ほんとかな?)
暗がりで時間を計りながらお仕事している皆様はぜひご参考にしてくださいね。
というわけで、今日もお読みくださってありがとうございました。
ガジェテンのあつーんでした。

Amazon INKBIRD デジタル・キッチン・タイマー
製造元サイト INKBIRD