こんにちは。あつーんです。ガジェテン!ブログ一発目は「暗い場所におすすめのタイマーとは」と題してお届けします。
早速、そのタイマーの素晴らしさを熱く語りたいところですが、通訳という仕事に馴染みのない方もご覧になっているかもしれません。まずは「そもそもの話」をしたいと思います。なぜ暗い場所なのか。いや、それ以前に、なぜタイマーなんて使うんでしょうか。
通訳者がタイマーを使う理由
通訳という作業はかなりの集中力を必要とします。ジグソーパズルに例えると、そこに書かれている絵だけでなく、一つ一つのピースも漏らさず見て把握しつつ、そのパズルの絵が次々と切り替わっていく・・・そんな感じで話者の話を聴いているとイメージしてください。さらには、それを別の言語で表現することにも相当のエネルギーを使っています。
車で長距離の旅行をしたことのある方は覚えがあると思いますが、何時間も連続で運転していると疲れますよね。ぼーっとして注意力が散漫になってしまったり、頭痛がしてきたりします。通訳も同じで、しかもその疲労が運転よりもずっとずっと早くやってくるんですね。当然、ミスや事故も起こりやすくなります。そのため、複数人でペアやチームを組んで交代しながらやるのが普通です。
そして、その交代に使うのがタイマーなのです。
暗い場所で仕事する理由
どれくらい暗いかって、多分ムーディーなバー🍸️🥃くらいには暗いと思います。
まず、会場が暗い。スクリーンにスライドを投影したりするため、会場の照明はだいたいこの画像くらいに落とされることが多いです。こういう暗い中に、掘っ立て小屋・・・同時通訳のブースを設置するので、その中は更に暗いです。

あまりにも綺麗だったので撮ってしまいました。このすぐ後に、取り壊しが決まっていたので見納めということで。今はもうこの景色は見られません。寂しいですが、もっとすごいのが出来ることを期待しましょう。
さて、話がそれてしまいましたが、ブースの中の様子もご覧いただきましょう。

これは、別の会場です。シンガポールだったと思いますが、支給されたお弁当がなかなかのインパクトだったので撮影しました。手元明かりが無かったらかなり暗いであろうことが想像いただけると思います。
(まだブログを始めたばかりで、ガジェット紹介のために撮った写真が手元にないのです。寄せ集めの画像ばかりでお許しください。)
このように手元明かりがパワフルなら良いのですが、もっともっとショボい・・・いや、心もとない場合もあります。その貴重な明かりは資料やタイムテーブルを照らすのに使いたいので、タイマーの視認性はどうしても犠牲になりがちなんですね。
また、タイマーの操作は基本的には通訳しながらの作業となります。これは、運転しながらカーラジオなど操作しているときのことをイメージしていただくと良いと思います。気を取られて事故を起こしたり誤操作したりする可能性の少ないシンプルな操作性が望ましいといえます。
こうした条件を備えたタイマーって一体どんなタイマーなのか。そもそもこの世に存在するのだろうか。
その答えは・・・後編をお楽しみに!
本日もお読みくださってありがとうございました。あつーんでした❣